紅炉上一点雪(こうろじょう いってんのゆき)

原典・「碧巌録」第六十九則。赤々と燃える炉の中に、ひとひらの雪が舞い降りた様。

いばら道のような修行を通り抜けてきたものであれば、何かにとらわれたり引きずられることもない。心が燃えていれば、雑念や心の迷いが消えてしまう様を言い表している。心の中の迷いを積もらせないコツは、すぐに燃やし、流すこと。

くずし字

「糸へん」と「子」のくずし字は似ている。

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